北海道一周食い倒れひとり旅 Day3
9月18日 水曜日 3日目
早朝4時に起床し、まだ薄暗い釧路駅へ。根室に向かう列車の始発は5時35分。それを逃すと次は8時18分であり、さすが末端ローカル線といった感じですね。釧路の朝の気温は15℃と肌寒く、思わずホームの自動販売機でココアを購入してしまいました。
途中の茶内駅でルパンととっつぁんの2人に遭遇。原作者のモンキー・パンチ先生がこの辺りの出身であるため、駅のパネルや車両ラッピングにルパンたちが登場しているそうです。
根室駅1つ手前の東根室駅。この駅から線路が西にカーブするため、この駅が日本最東端の駅となっています。こじんまりとした無人駅で終点でもないため、あまり最東端感はないですね…。
根室駅に到着!気温は16℃でやはり寒い。JRとバスの接続が良いため、そそくさとバスに乗りこんで納沙布岬へと向かいます。
本土最東端の納沙布岬に到達。自分と同じように駅からバスで来た人の他にライダーも数人いました。僕もバイクに乗りたい気持ちはありますが、また教習所に通う必要があると考えるとすこし面倒ですね()
納沙布岬から望む国後島。写真では分かりにくいですが、島の影が肉眼で確認できます。北方領土問題に関心を持ってきたつもりではいますが、いざこうして目の前にしてみると深く考えさせられます。せめて四島を故郷に持つ方々だけでも自由に出入りさせてくれないものかなあと個人的には思います。
岬の近くにある北方領土資料館でこのようなものを交付してもらいました。大学生のうちに四極を制覇したいですね。
根室駅に戻り、再び釧路へと向かいます。昼食は根室駅前のスーパーで購入したエスカロップ。バターライスの上にトンカツ、そしてデミグラスソースをかけたもので根室のご当地グルメとなっています。弁当でももちろん美味しかったですが、次回根室に来る際はお店でゆっくりと食べたいと思いました。
釧路駅に到着し次に乗るのはくしろ湿原ノロッコ号。釧路湿原をノロノロと走り抜ける列車です。車窓にシカを見ることが出来ましたが、写真は間に合わず…
釧路湿原駅に到着。ここから歩いて湿原を見渡せる細岡展望台へと向かいます。
おー…広い…蚊がすごい…広いなあ…蚊がすごい……だいぶ向こうまで湿げ…蚊がすごい………
そりゃ蚊も出ますよね、言っちゃえばでかい水たまりみたいなものですもんね。蚊は置いといて湿原は壮観でした。釧路湿原の中には山手線の内側がすっぽりと入るとノロッコ号の車内アナウンスで案内がありました。それはすごい。遠くを見渡すとタンチョウが飛んでいる姿を見ることが出来ました。
一旦釧路に戻り、今宵の宿がある網走へと向かいます。
途中の駅には北海道特有の客車を再利用した駅がありました(ブレた)
宿の最寄りの桂台駅で下車。コンビニで食料を買い込んで今宵の宿へ。
3日目は以上です。今日は道東の雄大な風景を見ることが出来てよかったです。将来は北方担当大臣になって四島を返還しようと思います。それでは〜